主力国内事業は、『砂の採取及び加工販売』・『鋳造用珪砂』・『産業廃棄物収集・運搬、中間処分業及び、産業廃棄物リサイクル事業』です。『鋳造用珪砂』と聞いて耳なれない方も多いと思いますが、鋳物とは砂または金属で造った型に溶かした金属を流し込み、様々な形状にして製作された製品の事を言います。私達の身の回りでは様々な物が鋳物で造られています。例えば車のエンジンですが、ほとんどの部品は鋳物で造られています。機械加工技術の進んだ今日でも加工ではどうしても出来ない形状の物や加工にかかるコスト削減の為、鋳物の利点である形状の自由はなくてはならない物なのです。

そもそも鋳造用珪砂の始まりは「この静岡県御前崎市（旧浜岡町）に広がる遠州灘の砂資源を有効に使う方法はないだろうか？」という創業者 塚本富夫の発想からでした。そしてこの砂の特性から鋳物用鋳型の原料に最適であるとの専門家からの分析結果を受け、主に自動車．オートバイエンジンの鋳型用砂を中心に製造販売し、大手自動車メーカーに販売実績を残しております。
更には原料である【遠州硅砂】(遠州灘から採取した硅砂)を水洗・加工し、自社から全国にブランド商品として広め、研究・分析・追求する事で「グランド用土壌」、「プレミックス(＝インスタントセメント)の製造販売建材用商品」、「シェル造型商品」を生み出してまいりました。